3Dプリンターは今や工場や製造メーカーだけでなく、一般家庭での利用も増加しています。
ここでは初めて3Dプリンターを使う方にもわかりやすい、簡単な工程をご説明します。
3Dプリンターで造形するのに最低限必要なものは以下になります。
①パソコン
②3Dデータ
③3D CADソフト
④スライスソフト
⑤3Dプリンター
⑥材料(フィラメント)
3Dプリンター本体で印刷している最中に必要な作業はほとんどありませんが、電源を入れれば立体造形物ができてくるという訳ではありません。
その前工程として、3Dプリンターに取り込むための3Dデータが必要になってきます。
そのため、少なからずパソコンの知識、CADなどを使って3D用のデータを制作する技術なども求められます。
これを聞くと初めての方には難しいように思われますが、インターネットで検索するとフリーで3Dデータを見つけることができます。
まずは手始めに簡単なものから初めて3Dプリンターに慣れ、回を追って徐々に自作していくというの1つの方法です。
準備ができたら、早速3Dプリンティングにチャレンジです!
まずは造りたいもののデータを用意します。
初めての方は完成されたデータをインターネットで入手して取り掛かりましょう。
3Dプリンターに転送したり、メーカーが提供するソフトウェアで3Dデータを読み込みます。
エリア内に立体物を配置する向きや大きさ、積層ピッチの厚さ、埋め方などをスライスソフトで設定します。
プリンティングに使用する材料(フィラメントなど)を3Dプリンター本体にセットします。
造形プレートの高さや水平調整も忘れず行いましょう。
全てのセットが完了したらいよいよプリンティングです!
出来上がりを待つばかりですが、フィラメント切れやプリントミスにならないよう気をつけましょう。
造形物が出来上がったら、スクレーパーを使って慎重に取り出し、サポートを外して形状を確認します。
その後はヤスリやペーパーサンドなどでバリを取り除き、着色などを施して加工します。